まず、昨日の出来事。
あたしが働く施設から徒歩1分、あたしが毎日利用しているバス停横の銀行。
そこで、何があったか。
そう、銃撃戦がありました。
あたしが施設でご飯を食べていたまさにその瞬間。
速報でテレビの画面が中継映像に切り替わり、そこには見覚えのある町の風景が!!
他の職員とも、「ほぇ〜!!」「うわぁ〜!」と言いながらテレビに釘付けでした。
お金目的で銀行に押し入ろうとした若者3人組も銃を持っており、駆けつけた警察官と撃ち合いに。
強盗グループの一人の左足に弾が当たったものの、他にけが人などはなく、あえなく取り押さえられ一件落着。
2時間ほどしてバスに乗る為銀行の前を通ると、黒山の人だかりが。
日本でもありえる事件ではあるけれど、自分が安全とは言えない国にいることをあらためて実感させられた一件でした。
そして、今日のこと。
今日は、地方で働く先輩隊員が施設見学に来ることになってましたが、子どもがいないため、マナグア市内にある、子どもを対象に活動している他のNGO施設の見学に一緒に行ってきました。
ちょうど施設のドナー国であるアメリカからの視察の人たちが来ていて、施設を見学したあと、彼らと共に、施設職員に案内され、いわゆる路上生活者のたまり場となっている、そしてこの施設が活動している公園へ。
この公園、ウエレペガ中毒者のたまり場として有名で、現地の人も近づきません。
公園の回り、そして中ではウエレペガ(靴用の接着剤で、シンナーのようなもの)をやっている人の姿を、山ほど見ました。
そして、彼らと話をしました。
子どもというよりも、いい年をした大人がほとんどで、その中に小さな子どもも混ざっていたり。
腕や胸部から腹部にかけて、明らかに自傷行為の痕と見られる傷を持っている人もたくさん、完全にろれつが回らなくなってる人、話すだけでぺガの匂いがする人、公園の真ん中で寝ている男性、女性、充血した目、ぼさぼさの頭、長いことお風呂に入ってないんだとすぐに分かる体の匂い、ぺガを吸いながら挨拶しにくる人。
町中やメルカドでウエレペガをやっている人を見かけることはあっても、公園中の人がそういう状態というのは、やはり苦しくなるものがありました。
そして、この施設はそこにいる人を対象に絵を書かせていたり、チャルラ(お話)をしたりという活動をしてる。
今日も、6人くらいの大人が地面に寝そべって、ウエレペガをしながら、裏紙にクレヨンで絵を描いていました。
「これ、自分で書いたの?上手」とか言うと、子どものように嬉しそうな顔。
彼らを見ながら、ふと思う。
人間としての尊厳とはなにか。
社会によって奪われたのか、それとも彼らが放棄したのか。
あたしたちにできることはなんだろう。
あたしたちにできることなんてあるんだろうか。
そして、ゴミ捨て場。
ニカラグア中のゴミの行き場となっているチュレッカにも行ってきました。
ここも危険地域で、普通では立ち入れません。
この地域に入る前から、「時計、カメラ、帽子、全部はずして隠して」という現地人の指示。
湖を埋め立て、ゴミの高さはすでに60メートルを越えるらしい。
ここで、ゴミを拾って売るために(鉄類やペットボトルなど)、働いてる人、子どももたくさんいる。
ひどい匂いと、あちこちから上がる煙と、ごみ山にたかる雑食鳥と、絶え間なく入ってくるゴミ収集車、汚染が進んで、もはや生き物がいないといわれる湖、そして真っ黒になってゴミを拾っている人たち。
日本からの援助で、ゴミの廃棄施設を作ろうという計画が数年前にはあったらしいけれど、現地の人たちからの強い反対があり、頓挫したという経緯がある、この場所。
彼らにとっては、危険だろうとなんだろうと生活を支える場所。
中米でもハイチに次ぐ第2の貧困国、ニカラグア。
社会の底辺に属する人たちの置かれている、あるいは彼らの選んだ現状の一端を垣間見ることができて、痛くも、感じたことはたくさん。
あたしの中にあるもやもやした気持ち、もどかしさは、残りの1年半で、何かに変わるんだろうか。
あたしが働く施設から徒歩1分、あたしが毎日利用しているバス停横の銀行。
そこで、何があったか。
そう、銃撃戦がありました。
あたしが施設でご飯を食べていたまさにその瞬間。
速報でテレビの画面が中継映像に切り替わり、そこには見覚えのある町の風景が!!
他の職員とも、「ほぇ〜!!」「うわぁ〜!」と言いながらテレビに釘付けでした。
お金目的で銀行に押し入ろうとした若者3人組も銃を持っており、駆けつけた警察官と撃ち合いに。
強盗グループの一人の左足に弾が当たったものの、他にけが人などはなく、あえなく取り押さえられ一件落着。
2時間ほどしてバスに乗る為銀行の前を通ると、黒山の人だかりが。
日本でもありえる事件ではあるけれど、自分が安全とは言えない国にいることをあらためて実感させられた一件でした。
そして、今日のこと。
今日は、地方で働く先輩隊員が施設見学に来ることになってましたが、子どもがいないため、マナグア市内にある、子どもを対象に活動している他のNGO施設の見学に一緒に行ってきました。
ちょうど施設のドナー国であるアメリカからの視察の人たちが来ていて、施設を見学したあと、彼らと共に、施設職員に案内され、いわゆる路上生活者のたまり場となっている、そしてこの施設が活動している公園へ。
この公園、ウエレペガ中毒者のたまり場として有名で、現地の人も近づきません。
公園の回り、そして中ではウエレペガ(靴用の接着剤で、シンナーのようなもの)をやっている人の姿を、山ほど見ました。
そして、彼らと話をしました。
子どもというよりも、いい年をした大人がほとんどで、その中に小さな子どもも混ざっていたり。
腕や胸部から腹部にかけて、明らかに自傷行為の痕と見られる傷を持っている人もたくさん、完全にろれつが回らなくなってる人、話すだけでぺガの匂いがする人、公園の真ん中で寝ている男性、女性、充血した目、ぼさぼさの頭、長いことお風呂に入ってないんだとすぐに分かる体の匂い、ぺガを吸いながら挨拶しにくる人。
町中やメルカドでウエレペガをやっている人を見かけることはあっても、公園中の人がそういう状態というのは、やはり苦しくなるものがありました。
そして、この施設はそこにいる人を対象に絵を書かせていたり、チャルラ(お話)をしたりという活動をしてる。
今日も、6人くらいの大人が地面に寝そべって、ウエレペガをしながら、裏紙にクレヨンで絵を描いていました。
「これ、自分で書いたの?上手」とか言うと、子どものように嬉しそうな顔。
彼らを見ながら、ふと思う。
人間としての尊厳とはなにか。
社会によって奪われたのか、それとも彼らが放棄したのか。
あたしたちにできることはなんだろう。
あたしたちにできることなんてあるんだろうか。
そして、ゴミ捨て場。
ニカラグア中のゴミの行き場となっているチュレッカにも行ってきました。
ここも危険地域で、普通では立ち入れません。
この地域に入る前から、「時計、カメラ、帽子、全部はずして隠して」という現地人の指示。
湖を埋め立て、ゴミの高さはすでに60メートルを越えるらしい。
ここで、ゴミを拾って売るために(鉄類やペットボトルなど)、働いてる人、子どももたくさんいる。
ひどい匂いと、あちこちから上がる煙と、ごみ山にたかる雑食鳥と、絶え間なく入ってくるゴミ収集車、汚染が進んで、もはや生き物がいないといわれる湖、そして真っ黒になってゴミを拾っている人たち。
日本からの援助で、ゴミの廃棄施設を作ろうという計画が数年前にはあったらしいけれど、現地の人たちからの強い反対があり、頓挫したという経緯がある、この場所。
彼らにとっては、危険だろうとなんだろうと生活を支える場所。
中米でもハイチに次ぐ第2の貧困国、ニカラグア。
社会の底辺に属する人たちの置かれている、あるいは彼らの選んだ現状の一端を垣間見ることができて、痛くも、感じたことはたくさん。
あたしの中にあるもやもやした気持ち、もどかしさは、残りの1年半で、何かに変わるんだろうか。
この記事へのコメント
年が明け、濱田の活動を拝見し、それぞれの違う生き方を知り、みんな違う生き方しているんだなぁ、っと漠然としたことを思います。
みんな違って、それでいい。
うん。それでいい!
それぞれ違う生き方だからこそ、違う悩みや葛藤がある。それでいい。
一生懸命生きてるからこそ、見えてくるもの、越えなければならない成長するための壁、その過程の喜びがある。
何が幸福かよりも、目標に向かっている過程が大切だみたいなことを、MISIAは言ってました。
あと、一年半。
恐らく、あっという間やね。目標を持ち精一杯任務を全うしてください!
みんな違って、それでいい。
うん。それでいい!
それぞれ違う生き方だからこそ、違う悩みや葛藤がある。それでいい。
一生懸命生きてるからこそ、見えてくるもの、越えなければならない成長するための壁、その過程の喜びがある。
何が幸福かよりも、目標に向かっている過程が大切だみたいなことを、MISIAは言ってました。
あと、一年半。
恐らく、あっという間やね。目標を持ち精一杯任務を全うしてください!
2009/01/16(金) 00:52 | URL | シロ #-[編集]
トンちゃん☆
二回拝見しました。ニカラグアのこと伝えてくれてありがとう!とにかくトンちゃんが無事に働いていることが何よりです。
貧しさから他人を思いやれなくなったり、傷つけてしまうことは、悲しいね。現実から逃げるため夢の世界に閉じ籠ることも。
今朝の新聞に、日本人医師カザ入りという記事がありました。山形の医師がカザの福祉団体の招きを受けて病院で緊急医療支援に当たるためだって。その先生はカンボジア・イラクなどの難民の心のケアに当たってきて、NPO法人「地球のステージ」のメンバーとガザの子供達に、絵を描いたり演劇をしたりするプログラムに携わったとか。印象的だったのは、「絶望的な『見捨てられた感』や怒りによって、暴力的な性格が作られていく。子供の頃に根っこを断たなくては」。
トンちゃんと同じように世界の色々なところで親身になって活動してる人がいるんだね。
その人に言葉を掛けて、気持ちを共有したい・痛みを和らげたい・いい方向に進んでほしい、と言葉でも態度でも伝えることは、ひとつの立派なアクションだと思う。いろんな意見があると思うけど、私なら怪我をした時に「大丈夫?」と声を掛けてもらうとうれしいから。
またね
二回拝見しました。ニカラグアのこと伝えてくれてありがとう!とにかくトンちゃんが無事に働いていることが何よりです。
貧しさから他人を思いやれなくなったり、傷つけてしまうことは、悲しいね。現実から逃げるため夢の世界に閉じ籠ることも。
今朝の新聞に、日本人医師カザ入りという記事がありました。山形の医師がカザの福祉団体の招きを受けて病院で緊急医療支援に当たるためだって。その先生はカンボジア・イラクなどの難民の心のケアに当たってきて、NPO法人「地球のステージ」のメンバーとガザの子供達に、絵を描いたり演劇をしたりするプログラムに携わったとか。印象的だったのは、「絶望的な『見捨てられた感』や怒りによって、暴力的な性格が作られていく。子供の頃に根っこを断たなくては」。
トンちゃんと同じように世界の色々なところで親身になって活動してる人がいるんだね。
その人に言葉を掛けて、気持ちを共有したい・痛みを和らげたい・いい方向に進んでほしい、と言葉でも態度でも伝えることは、ひとつの立派なアクションだと思う。いろんな意見があると思うけど、私なら怪我をした時に「大丈夫?」と声を掛けてもらうとうれしいから。
またね
2009/01/16(金) 11:15 | URL | マキ #-[編集]
まきちゃーん!
あたしは元気だよ。ニカラグアでも、イスラエルによるガザ攻撃は、大きなニュースになりました。ニカラグアは反米国なので、イスラエルを支援しているアメリカへの批判も高まってます。
そして、この不況を打開する為に、アメリカがイスラエルをけしかけたのでは、なんて話も聞かれます。そう、戦争は特需を生みます。
悲しいけれど、時として戦争は誰かによって意図的に引き起こされ、経済もまた、ある国にとっては有利に、ある国にとっては不利に動かされています。
途上国で生活をしていると、本当に、その不可抗力の多さに気づかされます。
現実を知るということは、途方もない絶望感にぶち当たるということでもあると知りました。
だけどね、「しょうがない」とは言いたくない。
一個でも、できることがあるのであれば、あたしはやりたい。
また、日本のこと伝えてね。
あたしは元気だよ。ニカラグアでも、イスラエルによるガザ攻撃は、大きなニュースになりました。ニカラグアは反米国なので、イスラエルを支援しているアメリカへの批判も高まってます。
そして、この不況を打開する為に、アメリカがイスラエルをけしかけたのでは、なんて話も聞かれます。そう、戦争は特需を生みます。
悲しいけれど、時として戦争は誰かによって意図的に引き起こされ、経済もまた、ある国にとっては有利に、ある国にとっては不利に動かされています。
途上国で生活をしていると、本当に、その不可抗力の多さに気づかされます。
現実を知るということは、途方もない絶望感にぶち当たるということでもあると知りました。
だけどね、「しょうがない」とは言いたくない。
一個でも、できることがあるのであれば、あたしはやりたい。
また、日本のこと伝えてね。
2009/01/16(金) 12:24 | URL | とん #-[編集]



